和大産学連携通信 No.96(2025年5月号)
公開日 2025年05月27日
目次
1.NEWS
2.研究紹介
3.和大産連センター活動カレンダー
4.技術相談受付けています
5.編集後記
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1.NEWS
a) 和歌山大学教員の研究テーマ一覧を更新しました。
和歌山大学の研究者の研究分野、研究テーマ、対応可能な分野の一覧です。
本学への連携相談等の際に参考していただければと思います。
(クリックすると全データがPDFで表示されます。)
b)【教育学部】山口先生の研究成果が商品化されました。
教育学部の山口真範教授の研究成果である梅プロテオグリカン®を配合した入浴剤が、和歌山県内企業の紀陽除虫菊株式会社から商品化されました。
現在は関東地区のアンテナショップでのみテスト販売をしている段階ですが、近いうちに和歌山でも入手可能になる予定です。
商品紹介のチラシはコチラ。
c)【観光学部】佐々木啓講師が日本造園学会奨励賞を受賞しました。
観光学部の佐々木啓講師が「国立公園におけるビジターセンター等の役割と利用者特性に関する一連の研究」で、公益社団法人日本造園学会より「日本造園学会奨励賞(研究部門)」を受賞しました。
日本造園学会奨励賞は、研究論文、著作、設計作品、技術、事業?マネジメントに関し、造園学の進歩、発展に寄与し、将来性に富むと認められる者に授与される賞です
詳細はコチラをご覧ください。
d)【観光学研究科】大学院博士後期課程の学生と佐野楓教授の共著論文が国際学術誌に掲載されました。
大学院観光学研究科博士後期課程の学生と佐野楓教授の共著論文「The role of destination marketing and management organizations in promoting sake tourism: a case study of Japan」が、『Journal of Place Management and Development』に掲載されました。
本論文では、新潟県妙高市を研究対象として、日本酒ツーリズムにおける問題点、ならびに観光地域づくり法人(Destination Marketing and Management Organization)が日本酒ツーリズムにおいて重要な役割を果たしている点について、ビジネスエコシステムの観点から探索しました。
詳細はコチラをご覧ください。
e)【受講者募集】「情報セキュリティリカレントコース2025」の受講者を募集しています。
本学学術情報センターでは社会人を対象とした情報セキュリティ講座「情報セキュリティリカレントコース」を実施しており、現在『情報セキュリティ入門講座』の受講生を募集しております。
『情報セキュリティ入門講座』は、情報機器を安全に利用するための情報セキュリティの基本的な知識を学べる講座となっております。情報セキュリティに関する基本的な考え方や技術等についてパソコン初心者でも学ぶ事ができるため、パソコンやスマホを利用していて不安に感じる方や少しでも知識を得ようという方に受講をお勧めします。
?情報セキュリティ入門講座?
開講期間:2025年6月19日(木)~2025年8月7日(木)の全8回
授業形態:オンデマンド配信(一部オンライン授業)
受 講 料:11,000円
募集期間:6月13日(金)まで
詳細はコチラをご覧ください。
2. 研究紹介
観光学部 佐野 楓 教授 「ツーリズム2.0時代におけるソーシャルメディア?マーケティングの競争優位に関する実証研究」
ソーシャルメディアの発展によって、観光客が旅行に関する写真やビデオの共有、旅行経験の書き込み、観光地やホテルなどに対する評価やランキングを行う行動は一般化され、雑誌や旅行代理店などから情報を受動的かつ一方的に受けるツーリズム1.0の時代から、旅行関連の情報を主動的かつ双方的に交流できる2.0時代に移行させました。
このツーリズム2.0における観光客の購買意思決定プロセスに関する不明確さ、日本の観光業界におけるソーシャルメディア?マーケティング活動の遅れとその効果に関する測定指標の未開発、及びソーシャルメディアによる
インバウンド戦略の効果の不十分さという3つの問題点を解決することが、この研究の主要なテーマです。
詳細はコチラをご覧ください。
3.和大産連センター活動カレンダー
産学連携イノベーションセンターの最近の活動と活動予定を掲載しています。
詳細はコチラをご覧ください。
4.技術相談受付けています。
技術相談をお寄せください。和歌山大学 産学連携イノベーションセンターでは積極的に企業の皆様からの技術相談に対応いたします。「球探体育app下载_球探篮球比分-直播|官网」申込フォームよりご連絡下さい。
和歌山大学で対応が難しい場合はMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)の産学連携機関に登録している39の大学?高専と連携して、対応可能な研究者をご紹介します。近隣の府県の研究機関(公設試)でも技術相談を受け付けています。研究開発的要素のあるものは大学に向いていますが、単なる測定などは、むしろ公設試が適しています。その様な事案については公設試を紹介して問題解決に当たります。
5. 編集後記
5月も終わりが近づき、新緑が目に優しい、すごしやすい気候となり、新しく入った学生たちもようやく大学に慣れ、学内が落ち着きを取り戻しつつあります。そんな中、白浜のテーマパークのパンダが6月に全頭中国に返還されるということが決まったというニュースが飛び込んできました。和歌山にはパンダがいる、ということが一つの自慢だったのに残念です。何とかまたパンダが来てくれる道はないものでしょうか?(野原)
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連絡先 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター URA室
ura@ml.wakayama-u.ac.jp TEL 073-457-7564
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